むーなびが実際に食べたものを紹介する【むーなびグルメ】!吉祥寺駅から徒歩10分、中道通り商店街のコーヒーショップ「Light Up Coffee」。コーヒー大好きライター・なつみがご紹介します。
サードウェーブを代表する名店、創業の地
2015年ごろに起きた「コーヒーのサードウェーブ」で、日本の喫茶文化に二つの大きな変化が。浅煎りコーヒーと、同一農園で摘まれて加工された単一品種をブレンドせず味わう「シングルオリジン」が普及し、いまや多くのお店で目にするようになりました。
そのブームを牽引した代表的な店の一つが、2014年創業のLight Up Coffee。浅煎りコーヒーの魅力を広めようと、情熱的な若い二人の創業者がスタートの地に選んだのが、ここ、吉祥寺店です。
ラム入りカフェラテ(750円)
浅煎り豆のエスプレッソに、ふわっふわのフォームミルクとココアパウダー、そしてラムを一匙。フルーツラテのような酸味のある甘味とコーヒーの香ばしさが、しゅわしゅわと舌で消えていくフォームミルクと共に、身体中に巡ります。
コーヒーの木になるサクランボのような赤い果実を加工すると、コーヒー豆の出来上がり。普段はそんなことすっかり忘れていますが、これを飲むと「そうだ、コーヒーって果物なんだ!」と思い出してしまいます。
テイスティングセット(750円)
浅煎りコーヒーの沼に片足を突っ込んだはいいものの、味の違いはまだよくわからない!そんな方はこちら。手のひらに収まる小ぶりなカップに、3種類の異なるコーヒーを頂きます。
今回試した三種は、南米・グアテマラとペルー、アフリカのケニアが産地。カードの裏には、品種や生産者、精製方法などと共に、特徴的な味わいや香りが記されています。
3種類のコーヒーを順に飲んでいくと、違いがはっきりわかります。口の中で転がして香りを確かめると、確かに、カシューナッツや黄桃、ブラックベリーの香りが!
コーヒー豆やグッズも
浅煎りコーヒーの沼にまんまとハマったら、コーヒー豆やドリップ用の様々なグッズも買って帰れます。ティーバッグのようにコーヒーを抽出できる、コーヒーバッグの販売も。
「Light Up Coffee」の場所はどこ?
吉祥寺駅北口を出て左方向へ。パルコ、ユニクロの角に、中道通り商店会の入り口が見えます。ウィンドーショッピングしながら中道通り商店街を進んでいくと、右手に見える鮮やかな水色が目印。
明るい日差しが差し込むこぢんまりとした店内は、ベンチシートが8席。正面には吉祥寺西公園があり、テイクアウトして公園でのんびり過ごす方の姿も見えます。
ベビーカーを担いで上がろうとすると、店員の方がさっと手伝いに来て下さいました。子連れにはちょっとハードルの高い階段のエントランスですが、笑顔のサポートに安心して店内へ。エントランス脇には、犬連れ歓迎の看板も。この街に溶け込み、愛される理由の一片を感じます。【Light Up=明るくする】という店名通り、元気を抽出して人生をパッと明るくしてくれるお店です。
店名 | Light Up Coffee |
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住所 | 武蔵野市吉祥寺本町4-13-15 |
アクセス | 吉祥寺駅徒歩8分 |
TEL | 0422-27-2094 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | なし |
外部リンク | Instagram 公式HP |
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