日々の生活で役立つ情報を発信するコーナー【むーなびコラム】。今回は冬を楽しく過ごすための対策についてのお話です。
このコラムを書いた人 佃 隆先生
31年間で31万人の臨床人数があるファミリーカイロプラクティック三鷹院・院長。姿勢の専門家として書籍や講演活動も実施。基礎医学をもとに、臨床に基づき、多くのセルフケアやアドバイスを行う中で、「姿勢の魔法『シャキーン!』ケア」を確立。2冊の本を出版しており、共に重版。人間の体の動きを研究したバイオメカニクスや、日本独自の文化の礼法、カイロプラクティックでの臨床経験といった広い視点で、姿勢や健康について、分かりやすく解説。
12月に入り、寒い冬がやってきましたね。冬を楽しんで、快適に過ごすための7つの対策をお伝えします。
1つ目は、防寒対策です。
寒くなってくる11月後半から12月になると、『冬猫背』の方が増え、肩こり症状が出やすくなります。寒いと、体を丸め、冬猫背になりますので、電気代は必要経費と思って、しっかり部屋を暖めましょう。外では、首周りに加え、ポケットに手を入れるのではなく、手袋をすることで、姿勢も丸まらないですね。湯たんぽや、ホッカイロなどで、体を温めましょう。
2つ目は、年末年始のイベントでの食べ過ぎや飲み過ぎに注意が必要です。
飲み過ぎを防ぐために、水やお茶を小まめに飲みましょう。脂っこい食べ物の取り過ぎを避け、野菜やタンパク質もバランスよく摂取。根菜類(にんじん、大根、ごぼう、れんこん)や、生姜を使ったスープや煮物がおすすめ。発酵食品(味噌、納豆、キムチ)を取り入れると、腸内環境が整い免疫力もアップします。翌日は軽めの食事や運動でリセットしましょう。
3つ目に、 睡眠の質を高めます。
寒さと忙しさで睡眠の質が低下しやすい時期でもあります。寝る前に温かいお風呂に入る(38~40℃のぬるめのお湯に15~20分)。寝室を適温(16~20℃)に保ち、布団や毛布を工夫して快適に。出来る限り、電気毛布は電磁波も強いので日常使いからは避けるのがベターです。
4つ目は、冬は風邪やインフルエンザ予防のために、手洗い・うがい、可能であれば鼻うがいもチャレンジしましょう。
5つ目に、日光に当たる時間が減ることで、冬は気分を改善するビタミンDが不足しがちです。1日20分は、日光に当たる時間を取りましょう。最近のガラスは紫外線を8割以上カットする場合もあるので、直接日の光に当たることが大切です。過度な日焼けは避けるのが望ましい、1日20分程度だと、適度な紫外線と言え、殺菌作用や体内でのビタミンDの生成、代謝の促進をします。
6つ目に、毎日穏やかなストレッチ運動や、体幹の前後左右回旋の動きを行って、関節の可動域を増やしましょう。
7つ目に、定期的にカイロプラクティック施術を受けることで、背骨を整え、自律神経や血液の流れをよくして、免疫を高めましょう。
寒い冬ですが、年末年始を楽しく乗り越えるためにも、栄養、睡眠、休息をしっかり取り、カイロプラクティックで神経系を整え、免疫力がきちんと発揮できる体づくりをしましょう。
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