武蔵野市に本社のあるバルミューダが、2023年秋より小型風力発電の実証実験を開始すると発表した。
バルミューダはこれまで、さまざまな生活家電を作ってきたが、今回の小型風力発電の研究開発を通じ、「電気を使う」だけでなく「作る」領域へ、挑戦の幅を広げる。
バルミューダは、販売している扇風機「GreenFan」の羽根を応用し、風を送り出すだけでなく、受け止める力も大きいのではないかというアイディアから、社内で風力発電の研究開発をスタート。
研究室の実験では、直径1メートル以下の小型サイズ、低い回転速度と静音性、これらを保ったまま優れたエネルギー変換効率を確認した。
実証実験では、世界風力エネルギー学会副会長である、荒川忠一・東京大学名誉教授をシニアアドバイザーとして迎え、足利大学・飯野研究室との共同研究も予定している。
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