吉祥寺の中道通りにある人気店シフク食堂。その姉妹店として来年2月に井の頭公園駅前にオープンする「㐂堂（ななみどう）」のプレオープン日に、グルメライター・ユリイカが取材してきました。
場所は井の頭公園駅近く。改札を出て右に坂道を下っていくと、すぐお店が見えてきます。9月にオープンした「中田ベーカリー」の隣です。
こだわり食材で作った選べる主菜に季節の色味の副菜5品がならぶ定食
ラッキーセブンの七が三つで㐂堂（ななみどう）と読むこちらのお店は、吉祥寺にある古民家を改装した「シフク食堂」の姉妹店。こちらのお店も古い家屋を造り変え、古道具やアンティーク家具に囲まれて心落ち着く空間でした。
店内は2人掛けのテーブル席が2つと、3人掛けと2人掛けのカウンター席があり、テラス席もあります。この日はプレオープン日ということもあって開店と同時に満席になり、外にはお客さんがずっと並んでいる状態だったので、開店時間の11時半に行くのがオススメです。
産直野菜の具沢山お味噌に定番メニューと毎月変わる定食
午前中は特に冷え込む時期なので、まずはあたたかい飲み物をいただくことに。自家製レモネードと迷いましたが、あらごしジンジャーエール（300円）のホットを注文。
愛媛産のグリーンレモンがのせられていて、ほんのりとした酸味と甘さにスパイスと生姜がピリリときいて体が芯からあたたまります。
プレオープン中の霜月の定食メニューは、定番メニューの焼きカレーと煮込みハンバーグ、銀ダラの煮付け。
ホワイトラムと生姜のオリジナルカクテルの吉祥クーラーが気になりましたが、正式オープンした後は夜の営業も予定しているとのことで、お酒は次回に持ち越しです。
こだわり煮込みハンバーグ（1,800円）
手ごねのハンバーグはしっかりとした歯応えで、そこに味噌などを加えた優しい甘みのある自家製ソースに絡めると、また違った味わいが楽しめます。
一緒に添えられた玉ねぎは淡路島産の「蜜玉」というブランドで、じっくり火を通してローストすることでとろとろ食感に。里芋のマッシュポテトはとってもクリーミーで、ハンバーグや甘いソースにもよく合います。
井の頭の焼きカレー（1,500円）
ほどよい辛さのチキンカレーをベースにじっくり焼きあげ、たっぷりふりかかったパン粉のサクサク感がたまりません。
はなやかな香りのスパイスとトマトの酸味の相性が抜群！
他のお客さんが注文されていた銀ダラは、静岡から産地直送の新鮮な魚を大切りにて、きび砂糖と生姜で丁寧に煮付けいるそうで、次回はお魚の定食もいただきたいです。
12月もプレオープンしているので、お店のInstagramで営業日をチェックして井の頭恩賜公園へ紅葉を見にお散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。
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