吉祥寺の偏愛が込められた思わずクスリと笑ってしまう新感覚のご当地かるた『吉祥寺かるた』が【2021年度グッドデザイン賞】を受賞しました!
吉祥寺・株式会社クラウドボックスが制作
【2021年度グッドデザイン賞】を受賞した『吉祥寺かるた』を制作したのは“デザインで、もっと、愛と感謝を”をミッションとする吉祥寺のデザイン会社・株式会社クラウドボックス。
【2021年度グッドデザイン賞】の「コミュニティづくりの取り組み・活動」のカテゴリーで受賞し、さらに1人の審査委員が1点の受賞作だけを選ぶ「私の選んだ一品」にも選出(飯石藍委員による選出)。
吉祥寺への偏愛を込めた『吉祥寺かるた』
『吉祥寺かるた』は、日本人なら誰もがルールを知っている「かるた」という遊びの”参加しやすさ”を最大限に生かし、吉祥寺を愛する人たちの「街への偏愛」を集め、吉祥寺の活きた魅力を伝える46札として表現した、思わずクスリと笑ってしまう新感覚のご当地かるた。
読み札は「ハッシュタグをつけて投稿」というだけのシンプルな条件でSNS上で公募(2019年)。
“私にとっての吉祥寺の風景”とも言える300件を超える読み札の候補が集まり、その中から46札に編纂。市民の方々のパーソナルな偏愛に共感したり笑ったりしながら、 吉祥寺の活きた魅力を再発見することができます。
地域の活きた魅力を楽しく再発見しよう!
思わずクスリと笑ってしまう『吉祥寺かるた』の読み札・絵札をご紹介!
●「あ 赤いシマシマみっけ!」
吉祥寺では赤いシマシマボーダーを着た楳図かずおさんをしょっちゅう見かけるよ、という札です。
●「い いせやのお兄さん息できてるの?」
吉祥寺の焼鳥の老舗いせや。味も歴史も紹介せずに「あの煙の中で息できてんのかな?」という個人的な感想が札になっています。
●「え ええじゃないか関町南も吉祥寺」
関町南は吉祥寺から数十分離れた練馬区の地名。そのあたりの人は「吉祥寺に住んでる」と言いたがる、という地域ニッチな札。
●「ま まゆげスワンが一羽だけ」
吉祥寺の井の頭公園にはボート池があって、まつげの生えたかわいいスワンボートの群れに1台だけきりっとした「まゆげスワン」がいるという札。
時間軸を持つ『吉祥寺かるた』
昨年は「ゆ ゆられてお昼寝ハンモックカフェ」のカフェがコロナ禍で休業。それに伴い再度SNSで「ゆ」の札だけを募集。
50件近い候補が集まった中から「湯上がりに口ずさむロック弁天湯」に決定し第2版を発売。街の変化とともに進化していく「時間軸をもつかるた」というコンセプトも「吉祥寺かるた」のユニークな特徴の1つになりました。
人それぞれの地域への偏愛を可視化・共有化していくことで、地域の活きた魅力を楽しく再発見できる、地域愛とコミュニティを育てるプラットフォームとしてのご当地かるた「吉祥寺かるた」
紹介した読み札・絵札を読んで「分かる~!」と多くの方が思ったのでは?
武蔵野市育ちである編集長自身、とても面白く読ませて頂きすごく素敵なご当地かるただなと思いました!
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