日々の生活で役立つ情報を発信するコーナー【むーなびコラム】。今回は五十肩についてのお話です。
このコラムを書いた人 佃 隆先生

31年間で31万人の臨床人数があるファミリーカイロプラクティック三鷹院・院長。姿勢の専門家として書籍や講演活動も実施。基礎医学をもとに、臨床に基づき、多くのセルフケアやアドバイスを行う中で、「姿勢の魔法『シャキーン!』ケア」を確立。2冊の本を出版しており、共に重版。人間の体の動きを研究したバイオメカニクスや、日本独自の文化の礼法、カイロプラクティックでの臨床経験といった広い視点で、姿勢や健康について、分かりやすく解説。
五十肩(肩関節周囲炎)は、肩関節を取り囲む筋肉や腱、靭帯、関節包に炎症が起こることで、肩の動きが制限され、痛みを伴う症状です。この症状は中高年層に多くみられ、特に肩を頻繁に使う方や、長時間同じ姿勢を続ける方に発生しやすいとされています。
英語では、Frozen Shoulder(凍りついた肩)と表現されます。50代に多い症状の一つではありますが、そもそも年齢には関係ありません。
五十肩の原因として、近年、肩を上げる動作をせずに一日を終える人が多いことが問題になっています。日常的に運動をしていないことに加えて、パソコンやスマホにどっぷりの生活になっている方が多いです。
また、人間は消費エネルギーを抑えるために省エネの動きをする傾向がありますが、結果的に同じ部位ばかり使い、肩の一部に負担がかかってしまいます。
五十肩の対策として『ナチュラルアームアップ』という体操があります。

両肘を曲げて、両手の指先を肩に当てます。肘は体の外側に向けずに、体の正面に向けます。
次に、両腕を肩の真上にもってきます。ラジオ体操では手を開いて内側に向けますが、この体操では手の平は後ろに向けます。

ラジオ体操ではリズムに合わせてカクカクした動きをする方が多いですが、この運動では力を抜いたリラックスした状態で行います。頭は斜め上を見るようにします。腕が上がりきったら力を抜いて、手の指先を肩に触れてから下に降ろします。
指先は、肩を経由して上がるところまで上げて、下げる時はまた肩を経由してから降ろします。腕の高さは左右で異なるでしょうが、無理をせず、それぞれの腕が上がるところまでで大丈夫です。
五十肩の原因は、いくつかの要因が関係しているため、まずは検査を行い、原因をはっきりさせることが必要です。
カイロプラクティックは、五十肩の痛みを軽減し、肩の動きの回復をサポートする有効な手段ですが、運動療法と組み合わせて使用することで、より良い結果が得られることが多いです。
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