むーなびが実際に食べたものを紹介する【むーなびグルメ】。本日は、吉祥寺と西荻窪の中間点に位置するカフェ「六ペンス」をご紹介。今回は、吉祥寺在住のライター・ユリイカがお届けします!
日常からかけ離れた幻想的な空間で過ごすメルヘンチックなひととき
2019年の5月、アパートの一室にオープンした六ペンスは、4種類の紅茶とコーヒーの他に、トーストを使った軽食やデザートをいただける喫茶店。
店内のあちらこちらに置かれているたくさんの小物や本、アンティークな家具など、インテリアの細部にまでこだわりを感じられる素敵な空間に、思わず溜め息がこぼれてしまいます。
店名の六ペンスとは幸せの象徴だそうで、イギリスでは結婚式で花嫁の左靴の中に六ペンス銀貨を入れると幸せになれるという言い伝えがあります。
スモークチキンとキュウリのトーストサンド(650円)
地図アプリを見ながらお店に到着すると、そこはマンション。まるで誰かの家を訪ねるようなワクワクした気持ちで階段を登り、そっとドアを開けると…
宝石箱をひっくり返したような店内には可愛らしい雑貨やお菓子、様々なジャンルの本が並べられていて、おとぎ話の世界に迷い込んだような世界観に思わず心が躍ります。
まずはトーストサンドとアイスコーヒーを注文。待ち時間で店内のあちらこちらに展示されている置物や雑貨を見ながら散策していると、まるで不思議の国のアリスにでもなった気分。
先にグアテマラのアイスコーヒーが運ばれてきました。中深煎りで程よい苦味の中に柔らかな甘味を感じます。そしてスモークチキンとキュウリのトーストサンドがこちら。
こんがり焼けた全粒粉パンにチキンとキュウリが丁寧にサンドされていて、表面がサクサクで中はしっとりとした食感がたまりません。さりげなく置かれたミニトマトが嬉しいです。
パフェ風アイスクリーム(720円)
追加で注文したデザートが来るまでの間、店内の至る所に展示されているクリエイターさん達の作品を見て回ります。どれもオリジナリティ溢れる洗練された作品ばかりで、悩んだ末にピアスを購入。お待ちかねのデザートが運ばれてきました。
いちごアイスにバナナとさくらんぼがのせられ、さらにはロールクッキーと店名がプリントされたクッキーが懐かしい味で、アイスをのせていただきます。ピンク色のソーサーもアイスの薄ピンクにマッチしていて素敵でした。
メニュー&店内
少人数で静かにゆっくり過ごすコンセプトになっているため、奥の緑の部屋に1人掛けの席が4つ、手前に2人掛けのテーブル席とソファ席が2つあります。
ドリンクメニューは紅茶やコーヒーの他にも、3種類のクリームソーダやジュース、緑茶や玄米茶、ビールはおつまみ付きです。
フードメニューは4種類のトーストと、甘いものは3種類のゼリーの他にパッサテンポさんのマドレーヌと、しみずやさんのくまサブレがあります。
「六ペンス」の場所は?
「六ペンス」は、西荻窪駅北口から神明通りをひたすら歩いて15分、吉祥寺駅北口から五日市街道を超えて東京女子大学を目指して徒歩20分のマンションの一室にあります。
マンションの1階がミニストップで、道路を挟んだ向かいには都内屈指の人気パティスリー「アテスウェイ」があります。ミニストップの裏手に回ると入口があり、階段を登った2階左奥がお店です。1~2名の少人数のみの入店で、事前予約やスペース貸しも可能です。
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