2025年6月20日(金)、吉祥寺に「明神丸 吉祥寺店」という藁焼き鰹たたき専門店がオープンしました。今回は、釣り歴30年以上の魚好き・ユリイカが取材してきました!

場所は、吉祥寺駅徒歩3分ほどの吉祥寺パルコ裏、2025年1月に閉店したカルディコーヒーファーム吉祥寺店跡地。
伝統の藁焼き製法で作るこだわりの鰹たたきと高知の郷土料理
藁の香りを纏った焼きたての鰹たたきが名物の明神丸は、鰹の一本釣りで漁獲量日本一を誇る明神水産が運営する飲食店。注文後すぐに藁で豪快に鰹を焼きあげるパフォーマンスは圧巻!

燃え上がる藁の炎で一気に焼いて旨味を閉じ込めた鰹を暖かいうちに食べる、漁師ならではの食べ方を再現するために注文後すぐに焼き始めて提供する焼き切りだそう。

漁師メシを完全再現した藁焼きをはじめ、鰹や柚子など高知名産の新鮮な素材を使った郷土料理やお酒を堪能できます。
名物藁焼き鰹たたきを堪能
■これやき定食/塩4切・タレ4切(1,738円)
まずは明神丸の看板メニューである塩たたきと特製ポン酢のタレたたきの両方が味わえる欲張りな定食を注文。

高知県産の天日塩でいただく鰹たたきは、鰹本来の味を存分に堪能でき、口いっぱいに藁のかおりが漂います。

鰹の皮目がパリッとするぐらいに炙られていて、中にまで熱が伝わらないうちにすぐ切り分けているので、焼きたての香ばしい香りが食欲をそそります。
■数量限定のハランボ(748円)
鰹の腹の脂がのった部位で一匹の鰹から少量しかとれない貴重な一品。

想像していたよりも意外とあっさりしていて、お酒のお供にピッタリの一品。
■鰹漁師の漬け丼(1,320円)
塩と食べ比べるために漬け丼も注文。

丁寧に並べられた美しい鰹に、ぷるぷるの半熟卵がキラキラ輝いていて眩しい…!特製タレに漬け込んだ鰹にスライスされた生にんにく、紫蘇や茗荷、ネギをたっぷりのせて一緒に食べるのが土佐流。薬味がアクセントになり、より一層味が引き立ちます。

他では味わうことのできない本場の肉厚な鰹を噛み締めるたびに、美味しさのあまり笑みがこぼれます。
■鰹コロッケ(528円)
こちらも明神丸ならではの逸品で、ランチタイムのみの提供なので迷わず注文。

きめ細かい衣でサクッとしていて、中はジャガイモのゴロゴロ感がいい感じで残っていて、まるで挽肉の様な食感なので鰹と言われなければ分からないクオリティの高さでした。
■のんある塩たたき専用サワー(550円)
この豪華なラインナップであればアルコールを飲みたかったのですが、塩たたき専用のネーミングに惹かれてこちらを注文。

高知県産の柚子果汁を使った塩たたきのタレを自分好みの量で入れる斬新なスタイル!
■土佐ジローのバニラアイス・揚げたて芋天付(638円)
最後のシメは、コクのある味わいと黄身の盛り上がりが特徴のブランド卵「土佐ジロー」を使ったバニラアイスに、高知のソウルフードの芋天をトッピングした贅沢な組み合わせのデザート。

バニラの味よりも卵の旨味が優勢の濃厚なアイスは口溶けが良く、サクサクの中にほわっと入っているホクホクの甘い芋と一緒に食べると絶品!どれも美味しくて満足度120%のランチでした。
メニュー&店内

名物の鰹たたきが食べられる定食は4種類。藁焼き鰹たたきは単品でも注文可能。

土佐の地酒も揃っています。

土佐ジローの卵を使ったデザートもおすすめです。

店内は1・2階ともに奥行きもあって広々としています。目の前で豪快な藁焼きパフォーマンスが楽しめる1階のカウンター席が12席、プライベート感のあるテーブルは26席。


天井が高くて開放感のある2階にはテーブル38席。

なお、ランチ営業は土日のみなのでご注意ください!
名物藁焼き鰹たたきをはじめとする高知の郷土料理、この機会に堪能してみては?
SHOP INFO
藁焼き鰹たたき専門店 明神丸 吉祥寺店
武蔵野市吉祥寺本町1-7‐2
萬福ビル1F
[土]11:00〜15:00,17:00〜23:00
[日]11:00〜15:00,17:00〜22:00
休/火曜
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