2025年9月、西久保にオープンしたパン屋「5 1/2 bakery」。

場所は三鷹駅北口徒歩20分、三谷通り沿い。閉店した老舗フランス菓子店ロンポワン跡地です。
オープンから数日経った平日に伺いましたが、開店から1時間後には行列ができていました。
国産米粉を使用した小麦粉を使わないグルテンフリーのこだわりパン
同店は、2025年5月に惜しまれながら閉店した三鷹駅南口のパン屋ベーカリーカフェデリスの新業態。デリスの優しい香りをもう一度届けたいという思いで、三鷹駅南口から西久保に場所を移してオープンされました。

小麦粉を一切使用せず特別にブレンドした国産米粉を使ったパンは、食パンやバケットをはじめサンドや旬の食材を使った惣菜パンから、シフォンケーキ、クッキーやマカロンなどの焼菓子まで品数豊富な米粉パンが勢揃い。その中から人気の8品を選んで実食しました。
【1】米粉食ぱん(税込820円)

外はカリカリで、中がしっとりふわふわ。そのまま食べても少し焼いても、米粉の食感や味わいを一番楽しめる王道の一品です。
【2】明太フランス(税込324円)

明太子とフランスパンの相性抜群の定番商品でも米粉ならパンが硬くなりすぎず、しっとりとした生地にたっぷりのせられた明太子とチーズがよく合います。
【3】しらすピザ(税込346円)

強力粉や薄力粉を使った通常のピザと違い、耳までもちもちのふわふわ食感が斬新。まろやかなチーズにしらすの塩気がマッチして、高菜のシャキシャキ感がアクセントになって、まるで洋風の高菜ごはんを食べている感覚に陥ります。
【4】ソイスパイス(税込303円)

米粉ベースなので生地も脂っこくなく、ほんのりスパイスが薫るカレーがたっぷり入っていて、こちらもごはんにかかったカレーを彷彿するカレーパン。
【5】ショコラメロン(税込260円)

チョコの芳醇な風味が生地にしっかり練りこまれていて、一般的なメロンパンと違ったもちふわ食感で、子どもも喜ぶ一品です。
【6】BLTサンド(税込432円)

表面がカリッとして中はふんわりとした軽いパンに、しっとりベーコンとチーズにトマトやレタスのシャキッとしたサラダ感が贅沢なサンド。
【7】米(マイ)ドーナツ・きな粉(税込346円)

こちらもカレーパン同様に油っぽさが無くてふわっと軽い分、しっかりしたきなこ味のクリームが堪能できます。
【8】米粉クッキー・抹茶オレンジ(税込270円)

抹茶ベースの生地にドライフルーツが練り込まれた、しっとり感あふれる食べ応えのあるクッキー。すべて米粉ベースなのでパンも焼菓子もどれも腹持ちがよく、小麦のパンに比べて満腹感があります。
メニュー&店内
店内スペースは限られているため、入店は2名まで。支払い方法は当面は現金のみとのこと。食パンは紹介した以外にも玄米や黒米、チョコがあり、米バケットもあります。

右手のショーケースの中にはツナサンドやウフサンド、シフォンケーキ、ジュースがあります。個人的には、キプフェルというドイツ語で三日月の意味するクロワッサンの原型のオーストリアの伝統的なパンが気になりました。これだけバリエーション豊富な米粉パンが食べられるお店は珍しいかと!
パン屋が多く集まる西久保エリアに新たなパン屋が誕生。気になる人は是非足を運んでみては?
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