むーなびが実際に食べたものを紹介する【むーなびグルメ】!今回は、武蔵境にある芸術的なチョコレート専門店「chocolatier KAITO(ショコラティエ カイト)」をご紹介。
扉を開けるとそこには、食品という概念を飛び越えた世界が
「chocolatier KAITO」では、素材の美味しさをダイレクトに味わえる“シンプルさ”を大切にしたチョコレートを販売。また販売するチョコレートについては、あえてBean to barではなく、様々な素材にあったチョコレートを世界各国から仕入れ、ブレンドしているのも特徴だそう。
ミステリアスな空気漂う正方体空間
照明で照らされたテーブルにディスプレイされる美麗なチョコレート作品。テーブルの中心には、本物のチョコレートで創られたオブジェも鎮座。食品という概念を飛び越えた、1つのアート作品としてのチョコレート世界がそこに広がっています。
あえて“1辺2.4mの正方体空間”にデザインしたという店内は、ミステリアスな空気漂う現実離れした空間。色・模様・凹凸などの余計なものを抜いたシンプルな空間であることが、美麗なチョコレート作品の魅力を惹きたてている、そんな気がします。
実は科学的要素の影響が大きいチョコレート作り
お店のロゴマークもすごく特徴的で、カカオに多く含まれるテオブロミン(C7H8N4O2)の化学記号をロゴにしてるそう。テオブロミンは、カカオの学名テオブロマ(Theobroma)に由来するとも言われ、ギリシア語で『神の(theo)食べ物(broma)』という意味なんだって。
また美味しいチョコレートを作る工程には科学的要素が大きく影響するそうで、この化学記号のロゴマークを選んだそうです。
一つ一つの商品はアート作品のように芸術的
一種の作品展に訪れているような、そんな感覚を販売店で抱いたのは初めて。1つ1つのチョコレートを見ているだけで、とても楽しい気持ちになります。
季節によって取り扱う商品が変わり、夏にはアイス、バレンタイン&ホワイトデー時期にはボックスセット、クリスマスにはケーキも販売しているんだとか。(通常生菓子は販売しないそう)
写真でご紹介しているチョコレートの詳細情報については、コチラからご覧ください!
今回は、「パールブロンズ」「パールレ」「カカオヌガディーヌ」のミニサイズを購入!
パールレ/パールブロンズ(各648円)
どちらもサクサクとしたシリアルを、甘いチョコレートでコーティングした艶やかなチョコ。
ミルクチョコレートでコーティングされたパールレのミルクチョコレートは普通ではなかった…。なぜかキャラメルの香りを感じ、ソルトが入っているのか甘じょっぱい。こんなミルクチョコレート、今まで体験したことがない。
パールブロンズは、薄茶色の見た目からキャラメルチョコレートなのかと思いきや、ホワイトチョコレートを煮詰めて作ったというブロンズチョコレートでのコーティング。ホワイトチョコ特有の甘さ、煮詰めたことによる香ばしさ、ほのかにバターの塩味。かなりコク深い味わい。
この小ささに惑わされてはいけません。必ず1粒ずつ大切に味わってください。
カカオヌガディーヌ(583円)
お店イチオシのカカオヌガディーヌ。
キャラメリゼしたカカオニブをビターチョコレートでコーティング。ザクザクの歯応えと無駄のない苦みが印象的。洋酒にめちゃくちゃ合いそうなチョコ。ちなみにカカオニブとは、カカオ豆をローストして細かく砕いたもので、最近はスーパーフードとしても話題。
「chocolatier KAITO」の場所はどこ?
「chocolatier KAITO」の場所は、境南コミセンの向かい。大きな看板や窓などもなく、ショップというよりはアトリエチックな外観で、まさに隠れ家的お店。
「chocolatier KAITO」という隠れた名店をまた1つ見つけてしまった…。チョコレートでこんなに感動したことは正直ありません。美術館のようなその空間、美麗なチョコレート作品、どれをとっても今まで出会った専門店とは別格レベルのチョコレート。
気になる人は足を運んでみてはいかがでしょう。
コメント
吉祥寺知恵蔵さんでも買えますね。
武蔵境にあるお店とは知りませんでした。