先日、いちょう橋の交差点が「Icho Bashi Bridge」になっているという記事を出しましたが、その近くに珍しい橋を発見しました。
(復習)Googleマップだとこのあたり↓↓
こちらは「ぎんなん橋」という線路が埋め込まれた、歩道専用の橋。
現在武蔵野中央公園がある場所は、かつて日本を代表する航空機メーカー「中島飛行機」の軍需工場があったことは有名ですが、この線路はその工場までの物資輸送の引込線として利用されていました。
この引込線は戦後は、1951年に開設した「東京スタジアム グリーンパーク野球場」へのアクセス鉄道「武蔵野競技場線」として生まれ変わりましたが、間もなく野球場は閉鎖。「武蔵野競技場線」も1959年に廃止されております。
ぎんなん橋が架けられたのはごく最近の2012年で、残されていた橋台の上に「ぎんなん橋」を設置したとのこと。また、この橋跡台は、工場への引込線の遺構で唯一残った戦争遺跡とのことです。
「ぎんなん橋」について興味がある方はこちらから↓
実働わずか8か月! 東京に残る「薄幸」鉄路、武蔵野競技場線の跡を歩く(写真17枚)
(外部リンク)
■■あわせて読みたい■■
コメント