武蔵野市が管理運用する市内のコミュニケーションバ『ムーバス』が、2021年度グッドデザイン賞・ロングライフデザイン賞を受賞したみたいです!
『ムーバス』は交通不便な地域の解消により、高齢者や小さな子ども連れをはじめとした多くの人が、気軽に安全にまちに出られるようにすることを目的としてに、1995年11月26日から運行をスタート。
料金は一律100円(未就学児は無料)。バス停は高齢者の歩行距離を配慮し200m間隔を基本に設置。さらにバス停標識は覚えやすいよう、停留所ごとに異なる色と大きな数字を設置し分かりやすくする、という工夫も導入。
現在合計7路線9ルートを運行。車体は全幅約2m、全長約7m、全高約3mと小ぶりであり、これは大型路線バスが入れない住宅街などの狭い道を走行するという理由から。
日野自動車製「ポンチョ」という小型ディーゼルバスを使用し、乗車定員は約30名。バリアフリーに対応したノンステップバスを導入。
バス車内にはコミュニティボード(伝言版)を設置し、地域の情報交換の場として使えるようにしたほか、急な雨の際に利用できる貸出用傘も用意するなど便利なサービスも。(次回利用時に要返却)
コミュニティバスを全国に発信する先駆けとなった『ムーバス』だが、今回の受賞においては、先に述べたような取り組みの中で特に、お年寄りの「ちょっとそこまで」という希望を叶える交通手段になっている点が評価された。
受賞名 | 2021年度グッドデザイン賞 ロングライフデザイン賞 |
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外部リンク | 武蔵野市HP |
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