【お店見せて】は「このお店気になってたけど、入ったことなかった」「あのお店何をやっているところなの?」をむーなびが取材するコーナー!
今回は吉祥寺北町にある地域コミュニティスペース「ぷらっと吉祥寺」をご紹介!
住宅街の中でほっと一息つける「ぷらっと吉祥寺」
「ぷらっと吉祥寺」の場所は吉祥寺北町1丁目の住宅街。吉祥寺北コミュニティセンターの近くで、北町保育園の目の前。一軒家のガレージを改装した、5平米のこじんまりとしたスペースになります。
このスペースを管理するのは、中村勇太さん(33)。「散歩や登下校、通勤・通学や帰りなど、近くに寄った人が“ぷらっと”立ち寄れる」「地域のプラットフォームになってほしい」という2つの想いから「ぷらっと吉祥寺」と名付けたそう。
現在「ぷらっと吉祥寺」として運営している建物は、元々中村さんの祖父母が住んでいた自宅。当時、三鷹市民だった中村さんは、大好きなおじいちゃん・おばあちゃんとの会話のネタにと、吉祥寺を調べ始めたことがきっかけで「吉祥寺愛」に目覚め、「自分達の街を良くしたい」という気持ちが芽生えていったとのこと。
果物の販売やイベント・ワークショップの開催まで
「ぷらっと吉祥寺」では、その名の通り“ぷらっと”立ち寄りやすいよう、庇(ひさし)や誰でも使用できる椅子を準備。果物の販売やイベント・ワークショップの実施・小さい子どもが楽しめる動物のフィギュアや鉄道・バスのおもちゃなども設置。
近所の人同士が座って話をしたり、学生が遊びに来たり、保育園帰りの親子が“ぷらっと”立ち寄ったりしているんだそう。
現在は第一土曜日に包丁研ぎイベントを行っており、今後は週替わりで別イベントを計画中。『毎週土曜日は何かイベントをやっているね、と思われるようにしたい』と中村さんは話してくれました。
また、『誰でも自分の得意分野を教えられる場として活用してくれれば』とコロナ前まで実施していたワークショップも再開予定。過去には三鷹の出版社・ぶんしん出版とコラボし、地域の歴史パネル展示なども行ったことがあるそうです。
さらに、魚と野菜を同時に育てる次世代の循環型農法「アクアポニックス」も設置。中村さんの同級生がその研究をしており、子どもにとっては見るだけで楽しめる空間となっています。
ゆくゆくは地域のオープンスペースを目指す
現在は知り合い限定で家の一部をワーキングスペースとして開放しており、市外からの利用者もいるそうです。中村さんは『ガレージだけでなくゆくゆくは家も開放して、より広い意味で“ぷらっと”寄れて楽しめる場にしていきたい』と話してくれました。
気になる方は是非一度立ち寄ってみては?
店名 | ぷらっと吉祥寺(KUDAMONO-BOX吉祥寺北町店) |
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住所 | 武蔵野市吉祥寺北町1-26-18 |
アクセス | 三鷹駅徒歩17分 ムーバス「北コミセン前」徒歩1分 |
営業時間 | 24時間営業 |
定休日 | なし |
外部リンク | Instagram |
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