日々の生活で役立つ情報を発信するコーナー【むーなびコラム】。今回は座り姿勢をキレイにする3ステップについて、解説いたします。
このコラムを書いた人 佃 隆先生
30年間で32万人の臨床人数があるファミリーカイロプラクティック三鷹院・院長。姿勢の専門家として書籍や講演活動も実施。基礎医学をもとに、臨床に基づき、多くのセルフケアやアドバイスを行う中で、「姿勢の魔法『シャキーン！』ケア」を確立。2冊の本を出版しており、共に重版。人間の体の動きを研究したバイオメカニクスや、日本独自の文化の礼法、カイロプラクティックでの臨床経験といった広い視点で、姿勢や健康について、分かりやすく解説。
前回は、良い「座り姿勢」のお話をしました。（※詳しくは前回のコラム参照）
今回は座り姿勢をキレイにする「姿勢シャキーン！」３つのステップを説明します。
座り姿勢をキレイにする「姿勢シャキーン！」
【ステップ１】「ちょこんと座り」
椅子の前の方に腰を掛けます。両足の裏を床にしっかりつくぐらい前で座ります。
女性は膝をくっつけて座りましょう。
男性は多少開いていて大丈夫です。
【ステップ２】「姿勢シャキーン」
腰の前カーブがなくなっている、腰が丸くなっている方は「姿勢シャキーン」
小さく前ならえをします。
手の平を上に向けて、肘を後ろにひきながら肩を開き、腰に前のカーブができるような姿勢にします。
それができたら手は太ももの上に降ろします。
【ステップ３】見上げてごらん姿勢リセット
（※頚椎椎間板ヘルニアや、首の寝違いをしている方は、くれぐれも無理のない範囲で、ゆっくりと。）
５秒ぐらいかけて45度ぐらいを目安に、顔を斜め上に傾けていきます。
横から見て頭が体の上に、後ろの位置に来ます。
次に、5秒ぐらいかけて頭を前に戻していきますが、止める位置は、少し顔は上を向いている（10～15度）状態で、目線は目の高さをまっすぐ見ます。
今まで下を向くのが当たり前だった方は、上を向きすぎて、顎が上がり過ぎているような感覚になると思いますが、大丈夫です。
ねこ背の方は、顔が体よりも前に出ていて、目線が下を向いていますが、これで体の真上に顔がきて、首の前カーブもできる位置にきます。
1回あたりは1分でも30秒でも大丈夫です。姿勢をリセットするという感覚で、みなさんも1日3回は姿勢をリセットしてみてください。
姿勢の改善法で大事なのは意識の継続、行動が続くように工夫することです。
周りの方から、姿勢が綺麗ですね、と言われるようになる日を夢見て、楽しんで進めてまいりましょう。
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ファミリーカイロプラクティック三鷹院から、むーなび限定でクーポンをつけてもらいました！
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