首をポキっと鳴らさず、ストレッチを!

首ポキの危険性コラム

日々の生活で役立つ情報を発信するコーナー【むーなびコラム】。前回に引き続き、今回は所作や体の動かし方編になります。

このコラムを書いた人 佃 隆先生

30年間で32万人の臨床人数があるファミリーカイロプラクティック三鷹院・院長。姿勢の専門家として書籍や講演活動も実施。基礎医学をもとに、臨床に基づき、多くのセルフケアやアドバイスを行う中で、「姿勢の魔法『シャキーン!』ケア」を確立。2冊の本を出版しており、共に重版。人間の体の動きを研究したバイオメカニクスや、日本独自の文化の礼法、カイロプラクティックでの臨床経験といった広い視点で、姿勢や健康について、分かりやすく解説。

首ポキの危険性とは

Q「首、腰などを鳴らすのは、はたしてよいことなのでしょうか?」

A『答えは、よくありません。

身体を動かした時にたまたま音が鳴ってしまう、それも月に1回程度なら問題ありません。

でも、自分で(意識的に)ポキッと鳴らしたり、又は音が鳴ら出なかったとしても首を速く動かしたりするのは、その時にはよいかもしれませんが、長期的にみると大変危険なので、イエローカード(警告)を差し上げます。

「え~、だって首を鳴らさないとなんだか気持ち悪いよ~」
「1日1回ぐらいならいいんじゃない?」

というあなた。1日1回でも、1年間で365回です。

首を鳴らす癖を毎日くり返していくと、長期的には、肩こり、首の周りがだるい、重い、頭痛、手のシビレ、麻痺、視力の低下、聴力の低下、鼻、喉の諸症状が出てきます。他にも、低気圧が近づくと頭痛が出やすいなどの症状を引き起こす原因となります。

これは首の特定の関節ばかりに負荷がかかり、場合によっては靭帯を一部断裂させてしまい、首を「支える」ことができなくなることで、首が落ち着かず、どこに首を置いていいかわからないという深刻な状態にもなり得ます。

首ポキの危険性

また、首の一部の関節の可動範囲が極端に狭くなり、首の骨の中を通る神経を干渉し、神経の流れが正常な状態ではなくなります。

そもそも、首がポキッと鳴るのは、首を速く動かした時に体液中のガス(気体成分:二酸化炭素説が有力)が急激な内圧の変化に伴い、音が鳴ると考えられています。

緩衝材に使われる、プチプチの原理と一緒です。指でプチプチを潰すと、音が鳴りますよね。首を鳴らした後に、少し時間を置くと鳴るようになるのは、ガスがたまってある程度の体積になるのに時間がかかるからです。

音の鳴る・鳴らない、痛みの出る・出ないに関わらず、首を速く動かしたり、音を鳴らしたりするのはお勧めしません。

首ポキの危険性

首が気持ち悪い感じになってポキっと鳴らしたくなってきたら、ゆっくりと首のストレッチを行うのをお勧めします。


<首まわりがすっきりする『首枕』のすすめ 

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