むーなびが実際に食べたものを紹介する【むーなびグルメ】。吉祥寺の老舗喫茶店「茶房武蔵野文庫」をご紹介。今回は、学生ライター まき がお届けします!
作家や芸術家も出入りしたと言われる喫茶店「早稲田文庫」。1984年に閉店してしまいましたが、雰囲気・味を継承し吉祥寺に「茶房武蔵野文庫」を開業。歴史を感じる喫茶店でゆっくりしませんか?
焼きりんご(700円)
10月~2月しか味わえない冬季限定メニュー『焼きりんご』は、りんごの芯を抜き、レーズン・ラム酒・ザラメを入れてオーブンで焼き上げる秘伝の逸品。
シナモンの匂いがふわっと香り、口に入れるとりんごの甘酸っぱさを感じます。シャキシャキと噛んでいくうちに、シロップやシナモンの風味が口に広がる。
皮がフォークで切れるかきれないか、絶妙な触感。生クリームは口の中ですぅと消え、まるで魔法にかかったような口溶け。中に入っている甘いレーズンや生クリームが、りんごの酸っぱさをまろやかに変化させます。
クリームソーダ(750円)
開店当初からの定番メニュー『クリームソーダ』。
レモン風味のソーダ水の上に、牛乳屋さんのバニラアイス。甘いレモンシロップは、青春時代を思い出すような甘酸っぱさ。アイスは濃厚なバニラ風味で、甘味がじんわり体に染みわたります。
甘いクリームソーダと、焼きリンゴで飽きてしまうかと思いきや…
夏を感じるさっぱりクリームソーダと、シナモン香る冬季限定焼きリンゴの絶妙な甘さバランスで、どちらも最後まで美味しく味わうことができました◎
メニュー&店内
カレーや焼きリンゴ・レモンケーキ・おからのケーキは、茶房早稲田文庫時代から受け継いだメニューで、当時からレシピも変わらないそう。
店内には、早稲田文庫から引き継いだ蔵書や工芸品が置かれており、壁には井伏鱒二直筆の書が。
「茶房武蔵野文庫」の場所はどこ?
「茶房武蔵野文庫」の場所は東急裏、東急吉祥寺店から2本目の道、西三条通り沿いです。吉祥寺駅北口徒歩5分で、同じ通り沿いにはアムリタ食堂やGONZOがあります。
すぐ隣には多奈加亭があり、大きな木の看板が目印。
店名 | 茶房武蔵野文庫 |
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住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-13-4 |
アクセス | 吉祥寺駅徒歩6分 |
TEL | 0422-22-9107 |
営業時間 | 10:00~21:00 |
定休日 | 月曜・火曜 |
外部リンク | 公式HP |
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